骨の老化がシワやたるみを招く

By saraswati, 2015年10月27日

(米)エール大学研究班の学会発表より。

閉経後、3年以内の更年期の女性114人を対象に顔と首の皮膚の11カ所のシワや肌の硬さを測定し、さらに超音波やX線で骨密度を測定した結果を比較。”骨密度が低いとシワやたるみが出来る”という結論が出ました。

 

また、”カルシウムは肌の保湿を保つ”という役割も担っています。

カルシウムは肌の顆粒層に多く存在し、顆粒細胞が成熟して角質細胞を作るのに欠かせない成分なんです。

女性の顔や首のシワで骨折リスクの可能性を推測することができるという研究が、(米)マサチューセッツ州ボストンで開かれた内分泌学会で発表されました。

40歳代後半~50歳代前半の女性114名を対象に調査したところ、シワが多く深いほど骨密度が低い傾向にあることが明らかになりました。シワと骨密度の関係は、顔だけでなくおしり、腰椎、かかと等の他の部分の骨でも確認されています。

 

女性は特に年齢と共にエストロゲンの分泌が少なくなる傾向にあります。

骨の代謝は、古い骨を壊してくれる破骨細胞と、新しく骨を造る骨芽細胞がバランス良く働くことにより実現しています。エストロゲンの分泌が少なくなると破骨細胞の働きが活発化してしまい、骨が造られるスピードよりも壊されるスピードが上回り、その結果、骨粗鬆症へと繋がってしまうのです。

新しい骨を造るための材料であるカルシウムを食事からしっかり摂取出来ていないと、骨の代謝バランスが崩れてしまいますので、やはり骨粗鬆症の原因となります。

厚労省が実施している国民健康栄養調査で70年間連続で唯一カルシウムだけが不足しているそうです。

日本人の栄養素充足度(平成21年)

カルシウム:76% カリウム:106% リン:101% 鉄:92% ビタミンB1:127% ビタミンB2:112% ビタミンC:122%

※カルシウムはミネラルの中でも特に身体に占める割合が高いため、必要な量も必然に多くなります。

そして大事なのは、骨を造る材料として良いカルシウム(=善玉カルシウム)を選択することです。家を建てるなら安い木材(卵殻Ca、焼成貝Ca、など)よりもヒノキ(風化貝の化石、竜骨の化石)で総檜造りを目指しましょう。

 

美人は美骨!なんですねぇ~

↓ まぁこれでも読んで。。。


anan (アンアン) 2015/10/21 [雑誌]/著者不明

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