リン酸塩は避けるべし

By saraswati, 2017年10月23日

善玉カルシウムを摂りいれることはもちろんですが、

悪玉カルシウムを摂らない!ということも重要です。

食品添加物として認められているとはいえ、リン酸塩(リン酸カルシウム、リン酸ナトリウム、など)はその悪玉っぷりが困りものです。

リン酸塩といえば、ハムやソーセージの添加物としてお馴染みですが、その効果は肉の結着性を向上させ、保湿性を高め、弾力・食感をアップさせ、ブリン!とした食感が出るのはこのリン酸塩のおかげです。

もちろん無添加もあります。”無えんせき”と書いてある商品がそれです。無えんせきのハム、ソーセージ、ベーコン商品は、お馴染みの赤さがありませんので、日本人には美味しそうに見えないかもしれませんが、日本に旅行に来られた外国人がハムの赤さに驚くといいます。海外では無添加が当たり前、赤くないハムが当たり前なのです。。。

 

 

さて、リン酸塩は、過剰摂取するとどうなるかというと、

・カルシウムの吸収を妨げたり、骨からカルシウムを流出させる、骨粗鬆症の直接の原因になります。成長期の子供の成育の妨げにもなります。

・リン酸塩はいくつか種類があり、ポリリン酸カリウムもその一つですが、

腎臓中のリン酸濃度とカルシウム濃度を上げ、腎臓の石灰化や結石を起こします。

・重合リン酸塩になりますと、体内に吸収されずに排出されますが、その際に体内のミネラルを結合して排出しますので、吸収されるはずのミネラルが摂り込まれず、「ちゃんと摂ってるのにねぇ~」という状態になります。

かまぼこ、ねりものにもしっかり入っています。

一回にたくさん食べなきゃいいんでしょ?という声もチラホラ聞こえますが、喉元過ぎれば熱さ忘れる・・・とはいきません。

こういった悪玉系の添加物は、体内のあらゆる血管で蓄積して動脈硬化の原因になったり、神経細胞に留まることで、イライラや神経過敏の原因、関節炎の原因になる石灰沈着、心肺機能の低下などなど悪いことばっかり!

體は一回の悪事を綺麗サッパリ流して忘れてくれはしません。

蓄積して後になって恨みが形となって発露するのです。

オーこわ。

蓄積されてしまった沈着物質は、善玉カルシウムを摂ることで排出が促進されますので、毎日のボディメンテナンスに欠かせないメンバーとして必ず加えてくださいね!

リン酸塩についての詳細記事は、週刊現代をご一読ください。

週刊現代 2017年 11/4 号 [雑誌] 週刊現代 2017年 11/4 号 [雑誌]

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