骨密度とは

骨の老化・骨粗しょう症と骨密度

骨密度とは、骨にあるカルシウムなどミネラルの量をいい、骨の強度を表します。体験談をお寄せいただいた73歳女性は7年間で5回も測定していますので、よく数字をみれば風化カルシウムで骨密度が上がり「骨が出来る」ことが科学的に証明されています。

このことは非常に重要で、特に女性の場合は、更年期とともに閉経を迎え、閉経以降はエストロゲンという女性ホルモンが減少し骨密度は著しく減少します。ですから病院に行きますと骨密度が低いと「お年だからしょうがないですね」という言葉で済まされます。

なぜかと申しますと病院では骨を造るカルシウムがないからです。病院では現在、お薬のカルシウムは出ません。平成9年度の学会で「薬のカルシウムは動脈硬化を起こす」と発表になったからです。

ですから「お年だからしょうがないですね」になるのです。患者さんはそれでがっかりされます。

しかしご安心ください。骨は再生するのです。骨を造るのは自然の野菜や海藻や小魚に含まれるカルシウムです。いわゆる非活性カルシウムと言われる、急には吸収しないが確実に骨に届いて骨を造るカルシウムです。骨は溶かされ、造られして3年から5年かけて再生されます。

風化カルシウムは約1500万年から約2000万年と言われる海底に堆積されたカミオニシキ貝の化石が地盤の隆起で空気や風、熱で物理的に無機質から有機化された貝化石で、北海道大学の鉱物学者の山内敬信先生の研究で骨ができる有効な野菜や海藻、小魚などと同様な非活性の善玉カルシウムと分析され、川村昇山先生はじめ、現在では福岡の福島整形外科院長・福島賢人先生が14年に渡るレントゲンでの追跡比較調査で科学的に「骨ができる」ことが既に証明されています。

体験談をお寄せいただいた女性に限らず、風化カルシウムを真面目に食べ続ければ100人が100人、骨ができます。あとは真面目に食べ続けるかどうかだけです。

真面目に食べない一番多い理由は、「お腹がいっぱいで沢山食べられない」などですが、よく川村昇山先生は「お腹がすいたらなんでも美味しく食べるでしょ。この風化カルシウムで骨ができるのがわかっているんだから、3度の食事前に感謝して食べなさい。今あなたに必要なのは骨作りでしょ。カルシウムを食べずに来年、あるいは数年後に骨粗しょう症で骨折して悩むのとどちらがいいですか?これはあなたの問題ですよ」と厳しくおっしゃっていました。そして骨折してはじめて改めて食べ始められた皆様もいらっしゃいます。

私たちは「必ず、年をとる」ということを肝に銘じて、元気なうちから予防することがとても重要です。健康長寿を平均寿命に近づけてはじめて健康と言えるのではないでしょうか。

もっというと、「年はただ数えているだけ。身体がピカピカに新しいか、古くなって錆びているかは、メンテナンスの問題であって年齢の問題ではありません。」骨を善玉のカルシウムで充実させてやれば、21歳まで若返ることが出来るということも、覚えていて欲しいです。

骨と細胞と魂の若返り・Saraswatiオーナー中山晋吾