人間は様々な食材から多くの栄養素を摂取して健康を維持することができますが、ペットは限られたフードなどから必要な栄養を摂取しなければなりません。
犬種や飼育環境によって完全栄養食のフードでも栄養不足に陥りやすく、特にカルシウムは不足しやすい栄養素の一つです。
では、カルシウムはペットの体内でどのような働きをしているのでしょうか。
今回は、カルシウムがどうしてペットに必要なのか。良質なカルシウムを与える方法をご紹介いたします。
カルシウムと聞くと、丈夫で強い骨を作るイメージを思い浮かべる方が多いですが、実は骨の生成だけに限らず、カルシウムは犬や猫などペットにとって欠かせない栄養素です。
カルシウムは犬や猫などペットの体内で一番多く存在しているミネラルの一種で、骨や歯の生成を始め、筋肉の収縮や細胞の増殖。出血時の血液の凝固、ホルモンの分泌など様々な機能を正常化するのに欠かせません。
このカルシウムはペットの総合栄養食などのフードに配合されていますが、食物アレルギーや運動量が多い大型犬、妊娠・出産・授乳中のお母さん犬や猫は、特にカルシウムの摂取を多くする必要があります。
カルシウムが不足すると、「低カルシウム血症」という病気を引き起こします。
低カルシウム血症は、正常なカルシウム濃度7.5~11.3mg/dlが、6.7mg/dlにまで落ち込んでしまう状態で、気絶や、耳や顔など部分的な痙攣をおこすなどの症状が現れます。
低カルシウム血症に陥れば、グルコン酸カルシウムや塩化カルシウムの静脈注射による応急処置や、フードにカルシウムやカルシウムの吸収を促すビタミンDを配合する食餌療法などで様子を見ます。
低カルシウム血症を招かないようにするためには、単純にカルシウムを摂取すれば良いというわけではありません。
尿や便で排泄されないような良質なカルシウムを摂取し、カルシウムの吸収を促すビタミンDも同時に摂取する必要があります。
一番良い方法は手作りフードを作ってあげることですが、犬にとって毒となる食材がある他、ある程度知識が必要になるため「作って与えるのが怖い」という飼い主の方が多いでしょう。
そこで、善玉カルシウムの犬用サプリメント「ピカワン」です。
カルシウムには、骨から溶け出した「悪玉カルシウム」と食べ物から摂取する「善玉カルシウム」の2種類があります。
悪玉カルシウムは骨や血管・細胞に沈着することで、動脈硬化や神経圧迫、細胞の働きを弱めてしまうといった悪い効果をもたらします。
その悪玉カルシウムに対して、善玉カルシウムは骨などに沈着せず、細胞で働くことで骨を元気にする作用をもたらします。
これによって口内炎など、犬がかかりやすい口腔内の疾患や結石など生殖器の病気の予防。健康な皮膚や毛並みの維持など、様々な良い効果をもたらします。
特に結石で治療中のペットに善玉カルシウムを与えることで、結石の排出を促すため5倍もの回復力を発揮することが分かっています。
ピカワンは1日1回、小型犬で3g。大型犬で6gを目安に与えます。
えさや液状のおやつに混ぜてあたえることで、カルシウム独特のにおいで拒否されることなく、スムーズに良質なカルシウムを与えることができます。
ペットにとってカルシウムは必要不可欠な栄養素。
カルシウムが不足すると、低カルシウム血症といった病気を引き起こしてしまう可能性が高いので、日常的に飼育環境や犬種に合った良質なカルシウムを与える必要があります。
より手軽に良質なカルシウムを与えるおすすめの方法は、善玉カルシウムの犬用サプリ「ピカワン」を与えることです。
ピカワンをエサやおやつなどに混ぜて与えることで、ペットも嫌がらずに美味しく食べることができます。
ペットのカルシウム不足が気になったら、善玉カルシウムを与えてみてはいかがでしょうか。